大和レジデンスオーナーの独り言 (41) 子どもとお年寄りのコラボ

今私の父親が四国こどもとおとなの医療センターに入院しているが

少しの間看護実習で父の担当をしていた看護学校の生徒さんが小学校の時に松山で

過ごしたらしい。私も松山市出身なんですよと話をしているうちに彼女の話す風景が

私にも懐かしいものとして蘇る。学校の名を聞いたら松山市立清水小学校。なんと

昭和30年代半ばの高度成長期前と平成10年代半ばバブル崩壊の空白期の時40年近く

隔てての同窓生です。この年の差はまさに日本の世相を如実に反映している。

私の時代は団塊の世代直後の1クラス50名以上6クラス一学年300人をゆうに超えていた

私より2,3学年以上の団塊世代まっ只中の時は7,8クラス400人に届こうかという凄さだ。
(余談だが私の時は月、雪、花、松、竹、梅組とまるで宝塚みたいな?クラス名だった)

彼女の方はと言うとまさに少子高齢化を突っ走り1クラス40名弱、学年で3クラスを確保

出来ず学校の統廃合の危機に瀕していたそうだ(ちなみにクラス名は1組、2組だそうです)

前置きが長くなったがここからが今日のテーマだ。

当時は介護保険制度が発足してどのように運営されるのか不安の中、松山市の新しい試み

として清水小学校の空き施設を利用して小学校内にお年寄りのためのデイサービスの事業を

始めたそうだ。他方小学校のほうも統廃合の危機を免れここに小学校とデイサービスのコラボ

が(全国的に例があるかどうか知らないが)スタートをした。

施設の共同利用ということで給食室でこどもとお年寄りが一緒に食事をしたり、他にも学校の

行事なども一緒に楽しんでもらったそうだ。

子ども達はお年寄りに接することで思いやりの心を学ぶだけでなく、昔の体験談や遊び、文化

といった様々な事を生きた教科書として学ぶことができる。

又お年寄り達も元気な子ども達に接することでそのパワーや明るさ、笑顔をもらえる。

まさに建設費削減、統廃合の危機を免れるのみならず今抱えている少子高齢化にも対応できる

一石三鳥、四鳥の効果のある試みである。

今もこのコラボは存続しているのだろうか?

知っている人連絡下さい

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