カラオケ喫茶アンソロジーノート (24) 12月の歌 「たき火」

「   たき火   」       巽 聖歌  作詞       渡辺 茂  作曲         1941年作

かきねの  かきねの   曲がり角      たき火だ  たき火だ  落ち葉たき

「あたろうか」  「あたろうよ」    北風   ぴいぷう   ふいている

さざんか  さざんか  咲いている     たき火だ  たき火だ    落ち葉たき 

「あたろうか」  「あたろうよ」   しもやけ  おててが    もうかゆい

こがらし   こがらし   寒いみち     たき火だ    たき火だ    落ち葉たき

「あたろうか」  「あたろうよ」  そうだん   しながら     歩いてく

 

1941年戦時中NHKの幼児番組で発表されたらしいが「たき火は敵機の攻撃の目標となる」

「落ち葉は貴重な資源」だとクレームがついたそうだ。

又戦後は町角のたき火は危険だと消防庁からクレームがあったらしい

作詞の巽は東京都中野区上高田に住んでて自宅近くのケヤキのある屋敷を基に作ったらしい

私も大学の2年生まで上高田に住んでいたので塀の中に大きなケヤキがあるお屋敷はうっすら

記憶にある。昔は屋敷内でなく道路で燃やしていたのかな?

この歌は子どもの頃今頃の季節に一番馴染んだ歌だ。真っ暗になるまで外で遊んで北風の吹き

すさぶ中あかぎれとしもやけの手に息を吹きかけながら口ずさんだ歌だ。(私たちの子どもの頃

と違ってここ30年くらい鼻を垂らした子やあかぎれ、しもやけの子全然見ないですね)

町角で?落ち葉を集めて燃やしていたのはよく見かけた風景だ。勿論道は舗装はされてなかった

大工さん達がブリキの缶に廃材を燃やして暖を取っていたのもよく見かけたものだった

垣根も今はコンクリートブロックの塀ばかりですっかり見なくなった。

隣によくお菓子をくれる優しいお婆ちゃんがいた。妹はちゃんと門から入っていたのだが私は垣根

を乗り越えていったものだから時々南天の実や葉っぱを踏み潰してやんわりと怒らていた。

ブロック塀は家と家の間ばかりでなく人と人との間にも境を作ってしまったようだ。

久し振りにたき火に当たってみたくなった。芋でもくべて (また焼き芋の話か?)

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