大和レジデンス:お知らせ (2) 礼金、敷金ゼロの実情
現在賃貸物件は恐ろしく供給過多です。郊外の田んぼ、山林から市街地
まで業者が建てまくっています。本格的な少子高齢化社会を迎え、たかだか3
万人たらずの善通寺市も同様です。
礼金、敷金ゼロの実情としては、このような状況で長く続いている空室状態を
初期費用をなくして早く入居付けをしたいという家主側の事情もあるのでしょう。
この場合でもクリーニング代や修理代がゼロになる訳ではありません。
敷金ゼロと修理代等はあくまでも別問題です。
修理代に関して家主側の立場から言わせてもらえば例えばクロスの張り替えだと
損傷部分のみの張り替えではチグハグとなり商品価値がなく全部の張り替えをせざる
を得ません。国交省のガイドラインでは家主の負担は大きい。
(それで敷金ゼロとして後でガイドラインのしばりのない実費請求をする)
賃貸物件の供給過多はますます続くのでいずれ礼金、敷金ゼロが当たり前になり
悪質な場合を除いてクリーニング代や修理代も家主が負担するようになるでしょう。
(その分家賃は高くなるでしょうが。)
しかし今のところは礼金、敷金問わず家賃の2か月分差し入れるのが多いです。
敷金ゼロといっても初期費用がいらないだけで後で過分に請求されるのだったら
差し入れた金銭で清算し(返すものは返し、多少の不足分は大家が負担)契約を早く
終らせようというのが賃貸人、賃借人の通常の意思だと思うのですが 。