大和レジデンスオーナーの独り言 (26) 2学期制から3学期制へ
楽しかった春休みも終わり県下の小中学校では新学期が始まります。
県内には4月からこれまでの2学期制から3学期制へ移行する学校もあり2014年には2学期制を
採用していた公立小中学校のほとんどが3学期制となる事が決まったそうだ。
2学期制は2003年に完全週休2日制の導入に伴う授業時間の減少を補うために丸亀市の公立小中
学校が初めて取り入れた。その他に授業時間の増加で子供と教師がじっくり触れ合える事や1学
期の期末テストが夏休み明けに行なわれるため部活動に専念出来る事も理由とされた。(4月から
10月半ばまでが1学期)
初めてこの話を聞いた時ずっと3学期制に馴染んでいたのでどうなんだろう？という疑問を持って
いた。
少々の始業式や終業式の行事の削減で授業時間の確保にはならないし、3学期制でも工夫次第で確保出来るのではと思ったし、
何より長期の休みの前に通信簿をもらって楽しい夏休みや冬休み、ちょぴり短かい春休みと心のけじめがついたものだ。
これらの疑問は2学期制のデメリットの理由にも挙げられている。
にもかかわらず2011年度には6市町村半数以上の公立小中学校が2学期制を採用するにいたった。
そしてわずか二年でほとんどの学校が3学期制に戻るという。
システムが制度疲労をおこしこれ以上は立ち行かなくなるというのではなく、それぞれメリット、
デメリットがありあちらを立ててれば、こちらが立たずってところか。
私だったら両制度のいいとことって定期テストは期末のみ年3回にあとは長期休暇でたっぶり遊ぶ
(ますます学習意欲が低下するとのお叱りをうけそうです。)
結局大人達に振り回されたのは子供だったということでしょうか？
