カラオケ喫茶 アンソロジーノート (10) 3月の歌 さくらさくら
早いもので3月も残すは1日のみ。あちこちでさくらの開花の
ニュースが聞かれます。総本山善通寺では春の訪れを告げる涅槃桜が15日に満開だったそうです。
さくら さくら
さくら さくら野山も里も見わたす限り
霞か雲か朝日ににおう
さくらさくら花ざかり
さくらさくらやよいの空は見わたす限り
霞か雲か匂いぞ出ずる
いざやいざや見にいかん
見わたす限りのさくらも昨今は霞か雲かと思えばその正体は黄砂やすぎ花粉。
目には見えないPM2・5とかいう得体の知れないもの。
大体数字のつくものといえば 「鉄人28号」とか「サイボーグ009」とか「8(エイト)マン」
とかヒーローのものだったのだ。(えー?知らないですか?)
最近は本当にマスクをしている人が目立つ。
昔の人みたいに何も心配しないでさくらを楽しみたいものだ。
でも万葉の世のいにしえの大和路で「春はあけぼの…」と詠んだ遠くに霞んでいたのは
実は「黄砂」だったかも知れない。
でも「黄砂」だろうが「すぎ花粉」だろうが「PM2・5」だろうが青空の下で桜が見たい。
