カラオケ喫茶アンソロジーノート (18) 8月の唄 夏休み

夏休み
作詞作曲 吉田拓郎

麦わら帽子はもう消えた 田んぼの蛙はもう消えた
それでも 待ってる 夏休み

ねえさん先生もういない 綺麗な先生もういない
それでも 待ってる 夏休み

絵日記つけてた夏休み 花火を買ってた夏休み
指折り 待ってた 夏休み

畑のトンボはもういない あの時逃がしてあげたのに
ひとりで 待ってた 夏休み

スイカを食べてた夏休み 水まきしてたっけ夏休み
ヒマワリ 夕立 蝉の声

8月の唄はいっぱいあるけど真っ先にこの唄が思い浮かびます。

1月以上も長い期間夏休みが取れるのは一生のうちでも小、中、高、大学のほんの
十数年である。しかも若くて、元気で、多感な時期だ。
考えてみたらこの時期にだけ味わえる最高のプレゼントかもしれない。

8月1日
夏休み始まったばかりだ。楽しい想像が駆け巡る。
山へ行こう!海だ!プールだ!部活動を一生懸命頑張るぞ!来春の入試にむけ夏休
み返上で勉強するぞ!
今年こそ彼女(彼氏)を見つけて素敵な夏休みの思い出をつくるぞ!

8月31日
工作、宿題何にもやってない。部活全然上達しなかった。全然勉強しなかった(オイラ
の経験談か?)
僕の(私の)夏の日の恋は火をつけた途端燃えさかることもなく地面に落ちた線香花火の
玉のように淋しい夏の亡き骸となりました。

唄にもどるが一番と二番は「待ってる」と現在形である。ここがとても印象的だ。

麦わら帽子もきえて夏休みももうすぐ終わりだがそれでも僕は待ってる「夏休み」。

綺麗な先生はもういない。それでも僕は待ってる「夏休み」。小学生の時産休の先生に
代わって臨時の「姉さん先生」に受け持ってもらったことがある。「綺麗な先生」だっ
たと思うが思い出は限りなく美化される。

2013年版 「夏休み」

猛暑が続いた 夏休み もう少しで熱中症 夏休み
それでも待ってる 夏休み

就職難や失業で長い夏休みを余儀なくされている人達
ファイト!

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