カラオケ喫茶アンソロジーノート (27)AKBがやってきたの続き

AKBのライブを主催したのは四国遍路の世界遺産登録を目指す

「お遍路・世界遺産プロジェクト政策委員会」が若い世代に遍路文化をアピール

しようとまずは第一弾としてAKBに白羽の矢を立てた訳である。同委員会は県内

企業の代表や四国八十八ケ所霊場会の僧侶がメンバーである。

今回のライブは観客の大半はAKB目当ての県外組が殆どでコンサートが終われば

さっさと帰ってしまった。

今年文化庁が地方の文化財をPRしその保存や整備を図ると共に観光資源として国

内外に発信し地域起こしの狙いの下、「日本遺産」15件の中に「四国遍路」が認

定された。(まずは世界遺産への第一歩を踏み出したわけだが)

さてそもそも若い世代にアピールする「遍路文化」とは?

起源は1,200年前弘法大師が42才の時人々の災難を除こうと八十八の霊場を開き、

大師没後弟子達がその足跡を辿ったのが始まりといわれる。

全行程歩きで1巡礼約1,200キロ。40日以上かかる。車だと200キロぐらい距離が

伸び8~11日かかるといわれる。昔は道は整備されてなく「辺土」(不便な土地とい

う意味だ)であり今日のよう気軽なものではなかった。従って修行者、修行僧の

信仰目的の巡礼だった。ところが落語にも有るように江戸時代になると庶民の間

で熊野詣でや善光寺前参り、伊勢参り等の巡礼がブームになった。最初は旅気分

の物見遊山が大半だったが、後には真剣に信仰心からの巡礼も増えていった。

四国八十ハケ所巡りは巡礼とは言わず「四国遍路」という。また巡礼者の事を

「お遍路さん」と呼ぶ。八十ハカ所を巡ると煩悩が消え願いが叶うという。1,200

キロを歩くのは大変だから煩悩は百ハでなくていいという事だろうか?

庶民にも開放されたとは言えその厳しさ故に修行僧が殆どだったと思うが?

(つづきます)

以外はライブのメンバー16人です。 

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