大和レジデンスオーナーの独り言 (20) タイプライターから40年

このブログはアイパッドで作成してます。
パソコンも持ってはいるが上手く扱えなくてアイパッドは仕事上でもブライベートでも今やなくてはならない存在になってる。

タブレットはミニタイプも出て2年内にはパソコンとの占有比率が逆転するといわれている。
扱いやすく携帯性に優れているのでますます市場が広がるだろう。

1970年後半だったと思うけど大学の生協で友人と二人してよく眺めていたものがあった。
オリベッティのタイプライターだ。レイモンド・ラブロックという金髪の美男俳優がコマーシャルをやってて当時は大変話題になった。(ベニスに死すのあの美少年です。と言ってもわからないか)
そしてタイプライターもスマートでカッコよかった。

勿論英文タイプで英語はあまり得意でないのでローマ字入力で文書を作成するぐらいで日常生活上
実用的ではなかったが、知的好奇心をくすぐったのとタイプを打つ自分の姿をラブロックに勝手にダブらせてた。 (それは無理無理。 ハイハイよーくわかってます)
しかし値段(5,6万だったかな?)と実用性で諦めざるを得なかった。

その何年か後東芝がワープロを発売したとの記事を目にした(1982年)。和文で校正も、文字の大きさもいろいろできると夢のような話だがなんと値段が630万。当時都内でも一人もんの中古マンションが買えたんじゃないかな?

1985年~1987年にかけて「ワープロ屋」という職業が存在した。ワープロはまだまだ値段も高く
中小、零細企業はよく利用したものだ。

その後値段も急速に下がりあっという間に普及した。それでも1990年初めて買った「書院」は
安売りで(勿論白黒液晶)10万円半ばだったから今からすると驚きの価格だ。
今のWindows8の性能なら当時1000万くらいか?

憧れのワープロを手にした時は嬉しくて文書を作成しまくったが、その後飽きっぽい性格からか
文字を打つ機会も段々減ってきた。
その後パソコンに移行する事もなく、気がついたら世の中からワープロが消え去っていた。

バブル後の空白の10年でなくワープロ後の空白の10数年である

今結構ネットを利用してるが、なんでも「知りたい」事が簡単に検索できて本当に便利な世の中に
なったと思う反面。これでいいのかと思うことがある。

昔はわからないことがあると辞書等で調べたり人にたずねたり結論にたどり着くまで苦労したものである。そのために工夫をしたり、いろいろ考えたものである。

その結論に達するまでの過程が大事だと思う。
世の中チャレンジして例え失敗してもそのプロセスが宝になるのと同じように。

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